服薬、減薬、お医者さんとの信頼関係

さてさて・・・そんな感じで、今日のテーマ 服薬、減薬、お医者さんとの信頼関係 です。

そういえば、もうかれこれ精神科の服薬は20年以上だなー。色々あったな。

 

実は、精神科の服薬って「薬を飲んだら」治るものでは、全くありません。

薬を飲んだら「正常でいられる」のです。

だから、薬の服薬ってとっても大切です。。

 

でも、いろんな人から話を聞くのが…薬の副作用が辛い・耐えられない、服薬の量・種類が多いとかです。

まぁ、その辺はなかなか難しいのですが…例えば、入退院後すぐの話なら問題ないですよね。。

だって、病気が再発したら困りますもん。

重要なのは1年後くらいからかなー。。結構お医者様との服薬の相談って難しいですよね。

まぁ、そこで…僕のアドバイスっていうか、昔話を。。

 

これは…僕が昔…埼玉にいた時の話です。

当時、統合失調症で退院した直後の担当の先生が、大変頭の鋭い方でいらっしゃって…診察のたびに鋭い質問をバシバシ浴びせるのです。

まぁ、思い返してみると…それはそれでいいんですけど、それがしんどかったので…その時から僕は「5分ぐらいの短時間で要点だけを伝える診察」をするようになりました。

具体的には…誰にも見せない小さな手帳を用意して、そこに、前日に、体重・幻聴・モヤモヤの量・気になった事2点ぐらいを書き留めて、先生に報告していました。

 

よーするに、これは患者側もカルテを持つということです。別に嘘をつくわけじゃないですよ。僕にとっては自分の身を守る手段だったのです。

さて…そうすると、どーなるかというと…先生に信頼されるようになったのです。もちろん長い時間をかけてですが。。

そして、薬の量もメモ帳を見ながら…例えば「この薬を半年服薬したのですけど、症状が辛いです。薬を変えてください」って話すと、先生はスムーズに薬を変えてくださるのです。

 

ここで…僕の目から見て…よくいらっしゃる方の手法…本来ならカウンセラーさんに相談するべき内容を、お医者様に相談するのは…病院の先生の時間の点でも、信頼関係の点でもよろしくないかなーと僕は感じます。

なので、一番つらい時期は、カウンセラーとお医者様が一緒の病院で連携している病院に通院して、薬の悩みとかはカウンセラーさんの報告し、アドバイスを貰ってお医者様に対応するってのが健全かなと。。

 

ちなみにこの場合でも、自分ノートっていう病状のメモ帳はとっても有効です。

だから、信頼関係づくりってとっても大切なんだって話を今回はしたかったです。。

それでわー。

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